秋の山形は新蕎麦の季節です。
北海道や長野などと並んで蕎麦の有名産地の山形でも、10月頃になると新蕎麦が食べられます。新蕎麦は香り豊かで、コシが強く、喉ごしも楽しめるのでやはり蕎麦好きな人はこの時期を逃してはなりません。
また、そんなに蕎麦好きではない人も是非この機会に新蕎麦の奥深さを感じていただけたらと思い、今日は山形の新そばを体験できるオススメの新そば祭を紹介したいと思います。
Contents
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そもそも新そばとは?時期はいつ?
新そばとは、その年に収穫された蕎麦の実から作られた蕎麦のことを指します。
もともと蕎麦は山間部などの稲作に向かない地域でお米が作れない代わりに作られていることが多く、北海道や長野などは夏でも平均気温が低いために稲作に向いていませんでした。しかし蕎麦はもともと栽培に適した気温が25℃くらいで、さらに昼夜の寒暖差が10℃以上が好まれるため北海道や長野そして山形の土地が適していたのです。
秋そばは、7月上旬から9月上旬に種を蒔き9月中旬から11月中旬に収穫期を迎えます。
夏の太陽の光をたくさん浴びて育った秋ソバは、味・香り・歯応えともに格別なのです。
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山形蕎麦の特徴は?
山形の蕎麦の特徴は一般的にそばは、「せいろ」や「ざる」に盛られますが、山形ではそばを大きな長い板や木箱に2〜3人前のそばを豪快に盛り付けた「板そば」という独自の食べ方をするという特徴があります。
また麺自体もやや硬く太いことが大きな特徴で、コシの強さが魅力です。さらにデンプン質を多く含んだ地元産の玄そばは、パサパサせず喉越しが良く、豊かな風味を楽しむことができるのです。
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オススメ新そば祭 その1 「越沢新そばまつり」
参照:https://www.jalan.net/event/evt_227483/
越沢新そばまつりは、摩耶山(まやさん)の麓、越沢(こえさわ)地区で行われ、そば粉100%で自然薯をつなぎに使って打たれているので、香りが強烈で都会では決して味わうことのできない滋味深いそばを食することができるのです。
また当日は、”ひきたて、打ち立て、茹でたて”のそばと、地元で採れた山菜料理も一緒に味わうことができるのでこちらもとても楽しみですね。
◆開催日
2018年11月3日〜11月4日 9時30分〜14時まで
◆開催場所
山形県鶴岡市越沢字蛇喰111-1 そば処 「まやのやかた」
◆参加料金
1食1000円(両日とも数量限定) *事前予約受付なし
◆アクセス
JR羽越本線「あつみ温泉駅」からバス約30分「越沢」下車
◆問い合わせ先
まやのやかた 0235-47-2430
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オススメ新そばまつり その2 「庄内あさひ新そばまつり」
参照:http://event.asahi-kankou.jp/?eid=242
庄内あさひ新そばまつりは、山形県が作り上げた独自のブランドそば「でわかおり」の新そばを味わうことができます。
「でわかおり」は、蕎麦の実が大きく香りが強く、舌触りも非常に滑らかな特徴がありその新そばともなるとより一層蕎麦本来の味を楽しめるに違いありません。
是非こちらの新そばも体験してみましょう。
◆開催日
2018年10月27日〜28日 10時30分〜15時まで(受付終了14時30分まで)
◆開催場所
山形県鶴岡市 そば処大梵字(だいぼんじ)
◆参加料金
前売券1000円(当日券あり/数量限定)
天ざるそば、大盛りざるそば、天かけそばの3種から1品選べます。
◆アクセス
JR羽越本線「鶴岡駅」から車で約30分、または山形自動車道「庄内あさひIC」から10分
◆問い合わせ先
道の駅「月山」月山あさひ博物館 0235-53-3411
鶴岡朝日庁舎産業建設課 0235-53-2111 (内線346)
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新そばを食べに山形に行こう!オススメ山形の新そば祭を紹介のまとめ
新そばを食べるられる機会は、実は年に2回あります。
夏に1回と秋に1回です、しかし昔は「夏蕎麦は犬でも食わない」という言葉があったほど質は秋蕎麦に比べて劣っていました。今は夏蕎麦も楽しめるほどに栽培技術が発展してきましたが、やはり秋の新そばに敵わないと思います。
蕎麦は、本来の食材の良し悪しや、打ち手の力の差がはっきりと出る食べ物だと思います。本当に美味しい蕎麦を是非この機会に体験してみてはいかがでしょうか?
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