暑中見舞いを送るというと社会人のたしなみといった感じですが、本来はそこまで堅苦しいものではなく送る相手を思いやる素敵な季節の挨拶です。
とはいっても小学生が書くには、少し難しい部分もありますね。
そこで今日は、小学生向けの暑中見舞いの書き方を分かりやすくまとめてみたいと思います。
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小学生向けの暑中見舞いの書き方とポイント
小学生向け暑中見舞いの書き方
まずは暑中見舞いの基本的な書き方についてまとめてみました。下に紹介した順番で書いていけば立派な暑中見舞いを書くことができます。
①「暑中お見舞い申し上げます」と書く
まずはじめに、「この手紙は暑中お見舞いです」ということが分かるようにしましょう。難しい漢字が多いですが小学生の場合は、書くことができる漢字だけ書けば大丈夫です。
②季節の挨拶を書く
季節の挨拶といっても難しく書く必要はありません。「やっと梅雨が終わりましたね」とか「毎日暑いですね」といった言葉で十分ですね。
③先生や友達の様子を聞く
「毎日暑いですが、元気ですか?」や「夏バテしていませんか?」といった内容を書きましょう。
④自分の夏休みの出来事や思い出を書く
先生に送る場合は、宿題のことやラジオ体操やプールのことなどを書くといいでしょう。
友達に送る場合は、どこかに遊びに行ったことなどの思い出を書くといいでしょう。
⑤先生や友達が元気で過ごせるようにという思いを伝える
「毎日暑いけど元気でね」や「今度一緒に遊ぼうね」という感じがいいですね。また先生に送る場合は、「2学期もよろしくお願いします」や「夏休みが終わって会えることを楽しみにしています」と書くと喜ばれるでしょう。
⑥日付を書く
最後は平成〇〇年 〇月と日付を入れることを忘れなく書くようにしましょう。
小学生が書くときのポイント
◎習った漢字は出来るだけ使って書く
大人が暑中見舞いを書くときは、難しい言葉や言い回しを使いますが小学生の場合は、無理に使う必要はありません。無理に使う必要はありませんが、学校で習った漢字は出来るだけ使うようにしましょう。特に先生に送る場合は、夏休みに勉強した漢字なども使うとよりいいでしょう。
◎先生に送る場合は敬語を使おう
友達に送る場合は、普段の会話のような文章でも問題ありませんが、先生に送る場合はしっかり敬語を使いましょう。あまりにも友達に送るような言葉使いでは先生も心配するかもしれませんね。
◎暑中見舞いを送る時期に気をつけよう
暑中見舞いを送る時期は、梅雨が明けてから立秋の前までです。立秋をすぎると残暑見舞いになるので注意してください。
小学生高学年であれば理解できると思いますが、小学生低学年の子には少し難しいと思いますので大人の方が注意するようにしましょう。
◎暑中見舞いの返事は出来るだけ早く返しましょう
暑中見舞いを先にもらう場合もあると思いますが、そういった場合はできるだけ早く返事を書くようにしましょう。遅くとも1週間以内には相手のお家に届くようにしましょう。
◎手書きで丁寧に書こう
字が下手だからといってパソコンで書いてしまうととても味気ない手紙になってしまいます。どんなに字を書くことが苦手でも子供のできる範囲で丁寧に書けばなんの問題もありません。
暑中見舞いの書き方についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
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暑中見舞いの書き方とマナーを例文付きでわかりやすく紹介
子供が楽しく書くためのポイント
暑中見舞いを書く意味も教える
暑中見舞いを送る意味は、季節の挨拶や近況報告、相手を気遣うということです。子供にそのまま伝えても理解しづらいと思いますのでできるだけ簡単な言葉に変えて教えるようにしましょう。
葉書のデザイン選びから一緒にしてみる
無地のハガキに文章だけ書いても楽しくありませんね。かわいいイラストや写真がプリントしてあれば子供も楽しく書くことができるでしょう。できれば子供と一緒に写真を選んだり買いに行くとより楽しく積極的に書けるでしょう。
書く内容を会話しながらまとめる
いきなりハガキに書こうと思うと大人であっても思いの外ペンが進まないものです。子供と会話しながら大人の方がリードして書く内容をまとめてあげるといいでしょう。
ただあくまでも子供が主体ですので、大人の方はインタビュアーになったつもりで書くべき内容を質問していきましょう。
正確に書こうとし過ぎない
あまり完璧に書こうとして何度も書き直しさせると当然子供のやる気も無くなってきます。多少の誤字や脱字は、気にせずに書いた方が子供も楽しくのびのび書けるでしょう。
どうしても心配な方はハガキに直接書く前にノートなどに下書きするといいかもしれませんね。あくまで暑中見舞いを送るという気持ちが大切ですので、そこの部分を忘れないようにしましょう。
暑中見舞いの小学生向けの書き方を紹介!子供でも楽しく書けるポイントとは?のまとめ
最近では大人の方でも暑中見舞いを送るという方はかなり少ないと思います。しかし自分宛に暑中見舞いが届くと非常に嬉しいものですよね。小学生には少し難しいかもしれませんが、是非チャレンジしてみましょう。
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